INDEX


やなぎ
用字=柳、楊、也奈宜、楊奈疑
和名=しだれやなぎ
やなぎ科
産地=栽植(原産・北部アジア)
浅みどり染めかけたりと見るまでに春のやなぎは芽えにけるかも
(巻一○の一八四七)(他に八一七、八二一、八二五等)index

やまあい(やまあゐ)
用字=山藍
和名=やまあい
たかとうだい科
産地=本州、四国、九州
河内の大橋を独去く娘子を見る歌-長歌 級照る片足羽河の さ丹塗の大橋の上ゆ くれないの赤裳裾引き山藍用ち摺れる衣着て…後略
(巻九の一七四二)index

やますげ
用字=夜麻須気、夜麻須我、山菅、山草
和名=やぷらん
ゆり科
異説=りゅうのひげ
産地=本州、四国、九州
柿本人麻呂の歌 ぬばたまの黒髪山の山草に小雨零りしきしくしく思ほゆ
(巻一一の二四五六)(他に五六四、二四七四等)index

やまたちばな
用字=山橘、夜麻多知波奈
和名=やぶこうじ
やぶこうじ科
産地=北海道、本州、四国、九州
大伴家持の雪の日に作れる歌 この雪の消遺る時にいざ行かな山橘の実の光るも見む
(巻一九の四二二六)(他に六六九、一三四○、二七六七等)index

やまたず(やまたづ)
用字=山多頭、山多豆
和名=にわとこ
すいかずら科
産地=本州、四国、九州
君が行き日長くなりぬ山多豆の迎へを行かむ待つには待だし
(巻二の九○)(他に九七一)index

やまちさ
用字=山知左、山萵苣
和名=えごのき
えごのき科
異説=ちしやのき
産地=本州、四国、九州
気の緒に念へる吾を山萵苣の花にか君が移ひぬらむ
(巻七の一三六○)index

やまぶき
用字=夜万夫吉、夜麻夫枳、也麻夫支、山吹、山振
和名=やまぶき
ばら科
産地=北海道、本州、四国、九州
厚見の王の歌蝦鳴く甘南備河に彰見えて今や咲くらむ山振の花
(巻八の一四三五)(他に一五八、一四四四、一八六○、一九○七)index

ゆづるは(ゆずるは)
用字=由亜流波、弓絃葉
和名=ゆずりは
たかとうだい科
産地=本州、四国、九州
吉野の宮に幸しし時、弓削の皇子の額田の王に贈与りたまへる歌 古に恋ふる鳥かも弓弦葉の御井の上より鳴きわたり行く
(巻二の一一一)(他に三五七二)index

ゆり
用字=由利、百合
和名=やまゆり
ゆり科
異説=ささゆり、ひめゆり、おにゆり
産地=北海道、本州
介内蔵の伊美音縄麻呂の歌 灯火の光に見ゆるさ百合花後も逢はむと思ひ初めてき
(巻一八の四○八七)(他に一二五二、一五○三等)index

よもぎ
用字=余母疑
和名=よもぎ
きく科
産地=本州、四国、九州
大伴の宿禰家持の作れる長歌 前略…ほととぎす来鳴く五月の菖蒲草蓬蘰ぎ酒宴…後略
(巻一八の四一一六)index