INDEX


なぎ
用字=奈伎、奈宣、水葱
和名=こなぎみず
あおい科
異説=とちかがみ、みずあおい、おもだか
産地=北海道、本州、四国、九州
上つ毛野伊香保の沼に殖手水葱かく恋ひむとや種求めけむ
(巻一四の三四一五)(他に四○七、三五七六、三八二九)index

なし
用字=成、梨
和名=やまなし
ばら科
産地=本州、四国、九州
露霜のさむき夕の秋風に黄葉にけりも妻梨の木は
(巻一○の二一八九)(他に三八三四)index

なつめ
用字=棗
和名=なつめ
くろうめどき科
産地=栽植(原産アジア西部)
玉掃刈り来鎌麻呂室の樹と棗か本をかき帰かむため
(巻一六の三八三○)(他に三八三四)index

なでしこ Photo
用字=奈弓之故、奈棗之故、那泥之吉、牛麦、瞿麦、嬰麦
和名=かわらなでしこ
なでしこ科
産地=北海道、本州、四国、九州
野辺見れば瞿麦の花咲きにけりわが待つ秋は近づくらしも
(巻一○の一九七三(他に四○八、四六四、一四五六、一五四九等)index

なよたけ
用字=奈用竹
和名=めだけ
かほん科
産地=本州、四国
吉備津の妥女の死りし時、柿本の朝臣人麻呂の作れる歌 長歌 秋山のしたふる妹なよ竹のとをよる子らはいかさまに念ひ居れか…後略
(巻二の二一七)index

なら
用字=櫟
和名=なら、こなら
ぶな科
異説=ならがしわくぬぎ、かしわ
産地=北海道、本州、四国、九州
御猟する雁羽の小野の檪柴の馴れは益らず恋こそまれまされ
(巻一二の三○四八)index

にこぐさ
用字=似児草、爾故具佐
和名=はこねしだ
うらぼし科
産地=本州、四国、九州
蘆垣の中の似児草にこよかに我と咲まして人に知らゆな
(巻一一の三七六二)(他に三三七○、三八七四、四三○九)index

ぬなは
用字=蓴
和名=じゅんさい
はす科
産地=北海道、本州、四国、九州
わが情ゆたにたゆたに浮蓴辺にも沖にも寄りかつましじ (巻七の一三五二)index

ぬばたま
用字=黒玉、烏玉、奴婆多末、奴婆多麻、奴婆玉奴婆珠
和名=ひおうぎの種子
あやめ科
産地=本州、四国、九州
或る本の歌に曰く 居明かして君をば待だむぬばたまのわが黒髪に霜は降るとも
(巻二の八九)(他に一九四、一九九、五二五等)index

ねつこぐさ
用字=根都古具佐、根都古車
和名=おきなぐさ
きんぽうげ科
産地=本州、四国、九州
芝付の美宇良崎なる根都古車相克ずあらば我恋ひめやも
(巻一四の三五○八)index

ねぶ
用字=合歓樹、合歓木
和名=ねむのき、ねぶた
まめ科
産地=本州、四国、九州
昼は咲き夜は恋ひ宿る合歓木の花君のみ見めや戯奴さへに見よ
(巻八の一四六一)(他に一四六三)index