INDEX


まき
用字=真木
和名=ひのき
ひのき科
異説=すぎ、いぬまき
産地=本州、四国、九州
小田の事の、勢の山の歌 真木の葉のしなふ勢の山思ばずてわが越えゆけば木の葉知りけむ
(巻三の二九一)(他に四五、一九九、二四一等)index

まつ
用字=松、待、麻都
和名=まつ、あかまつ、くろまつ
まつ科
産地=本州、四国、九州
紀の朝臣鹿人の、路見の茂岡の松の樹の歌 茂岡に神さび立ちて栄えたる千代松の樹の歳の知らなく
(巻六の九九○)(他に三四、六三、六五、六六等)index

まめ
用字=麻米
和名=のまめ、つるまめ
まめ科
産地=本州、四国、九州
天羽の郡の上丁丈部の鳥の歌 道の辺の荊の未にはほ豆のからまる君を離れか行かむ
(巻二○の四三五二)index

まゆみ
用字=真弓、檀
和名=まゆみ
にしきぎ科
産地=北海道、本州、四国、九州
南淵の細川山に立つ檀弓束纒くまで人に知らえじ
(巻七の一三三○)(他に九六、九七、二八九、一八○九、一九二三等)index

みくさ
用字=美草
和名=すすき、かや
かほん科
産地=北海道、本州、四国、九州
額田王の歌 秋の野のみ草苅り茸き宿れりし兎道の宮処の板廬し思ほゆ
(巻一の七)index

みつながしわ(みつながしは)
用字=御綱葉
和名=かくれみの、おおたにわたり
うらぼし科
産地=本州中部以西
歌の序 皇后の紀伊の国に遊行して熊野の岬に到り、その処の御綱葉を取りて還りたまひき 
(巻二の九○)index

むぎ
用字=麦、武芸、牟伎
和名=おおむぎ
かほん科
産地=栽植(原産・西部アジア)
馬柵越しに麦喰む駒の詈られゆれど猶し恋しく思びかねつも
(巻一二の三○九六)(他に一三五、九四六、三三○一、三五三七)index

むぐら
用字=牟具良、六倉、葎
和名=かなむぐら
くわ科
異説=やえむぐら、やぶからし
産地=北海道、本州、四国、九州
左の大臣橘の卿の歌 葎はふ賤しき屋戸も大皇の坐さむと知らば玉敷かましを
(巻一九の四二七○)(他に七五九、二八二四、二八二五)index

むらさき Photo
用字=紫、紫草、牟良佐伎
和名=むらさき
むらさき科
産地=北海道、本州、四国、九州
笠の女郎の大伴の宿禰家持に贈れる歌 託馬野に生ふる紫草衣に染めいまだ着ずして色に出にけり
(巻三の三九五)(他に二○、二一、五六九等)index

むろのき
用字=室乃樹、牟漏能木、天木香樹
和名=むろ、ねず、もろ
ひのき科
異説=ぎょりゅう、もみ
産地=北海道、本州
大宰の師大伴の卿の、京に向ひて上道せし時作れる歌 吾妹子が見し鞆の浦のむろの木は常世にあれど見し人ぞ無き
(巻三の四四六)(他に四四七、四四八、二四八八、三六○○等)index


用字=藻
和名=藻類の総称、たまも等
産地=日本各地
弓削皇子の紀皇子を思ふ御 歌夕さらば潮満ち来なむ住吉の浅香の浦に玉藻刈りてな
(巻二の一二一)(他に二三、五○、二五○等)index

もむにれ
用字=毛武爾礼
和名=にれ、はるにれ、あきにれ
にれ科
産地=本州、四国、九州
乞食者の歌−長歌前略…あしひきの この片山の もむにれを五百枝剥ぎ垂り
(巻一六の三八八六)index

もも
和名=もも
用字=桃
ばら科
産和=栽植(原産・中国)
春の苑の桃李の花を眺矚めて作れる、大作家持の歌春の苑紅にほふ桃の花下照る道に出で立つをとめ
(巻一九の四一三九)(他に一三五六、一三五八、一八八九、二八三四、四一九二)index

ももよぐさ
用字=母々余具佐、百代草
和名=つゆくさ
つゆくさ科 異説=むかしよもぎ、きく
産地=北海道、本州、四国
父母が殿の後方のももよ草百代いでませ我が来るまで
(巻二○の四三二六)index